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医療費支払のしくみ

  • 解説
  • よくある質問

みなさんが病気やけがで医者にかかると、病院では、その治療費を1か月分ごとにまとめて、保険者(健康保険組合等)に請求し、支払を受けるのがたてまえです。しかし、全国には何万もの病院があり、保険者も何千もあります。それが個々に請求や支払をしていたら、事務がたいへん繁雑になってしまいます。
そこで、実際には審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金等)を通じて請求・支払をすることになっています。審査支払機関では、病院から回ってきた請求明細書をチェックし各保険者に請求してきます。支払も、保険者が審査支払機関に支払い、審査支払機関から各病院に支払われることになります。これを図示すると次のとおりです。
高額療養費や一部負担還元金、家族療養費付加金の支払時期が診療月の3か月後になるのは、このように、医療費の請求が審査支払機関を経由して健康保険組合に届くようになっているからです。

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